【サービス紹介|印刷物編】何を作るかより、何のために作るか

はじめに
グラフィックデザインと聞くと、「チラシ」「名刺」「パンフレット」など
さまざまな印刷物を思い浮かべる方が多いかもしれません。
「イベントをやるからチラシを作ろう」「交流会に行くから名刺を作ろう」と、目的よりも先に“作るもの”が決まることも多いのではないでしょうか。
でも一度、今の事業にとって本当に必要なものは何か、立ち止まって考えてみることも大切だと感じています。
「何を作るか」よりも「何のために作るか」を整理すること。
それが、印刷物デザインではとても重要だと私は考えています。
今回は、HANAGURUMA design が考える印刷物としてのグラフィックデザインについて、役割ごとにご紹介します。
印刷物は「役割」から考える
印刷物には、それぞれ使われる場面や役割があります。
見た目を整えることはもちろん大切ですが、
「どんな場面で、どう使われるのか」を想像せずに作ると、本来の力を発揮できないことも少なくありません。
HANAGURUMA design では、印刷物を大きく3つの役割に分けて考えています。

- 出会い・きっかけを作る
- 信頼・世界観を整える
- 繰り返し伝え続ける
それぞれの役割に合ったもの、そして、どういう相手に伝えたいのかを考えていくことが大切です。
① 出会い・きっかけをつくる印刷物
まずひとつ目は、出会い・きっかけをつくる印刷物です。
初めて知ってもらう場面で使われる印刷物は、興味を持ってもらい、次の行動につなげることが役割になります。
該当する印刷物
- チラシ
- フライヤー
- イベント配布物 など
情報を詰め込みすぎず、伝えたいことが自然と目に入る構成を意識しています。

② 信頼・世界観を整える印刷物
次に、信頼や世界観を整える印刷物です。
出会いのあと、「この人にお願いして大丈夫かな?」と考える場面で使われる印刷物は、印象や安心感を左右します。
該当する印刷物
- 名刺
- ショップカード
- パンフレット
- サービス資料・案内資料
名刺は出会いの場で使われますが、私は「信頼や世界観を手渡すツール」だと考えています。

③ 伝え続けるための印刷物
3つ目は、伝え続けるための印刷物です。
一度きりではなく繰り返し使われ、何度も目に触れることで、少しずつ事業の印象を積み重ねていきます。
該当する印刷物
- 定期配布用チラシ
- 長期使用を前提としたツール
WEBサイトを育てていくのと同じように、印刷物も積み重ねが大切だと考えています。

印刷物だからできること
印刷物には、WEBとは違う大きな魅力があります。
それは、画面の中で完結せず、手に取れること。

紙の質感や手触り、厚みや重み。
印刷物は、見るだけでなく、五感に触れることで世界観を伝えることができます。
だからこそ、紙選びや仕上がりも含めて、丁寧に設計することを大切にしています。
印刷物デザインに必要な専門性
印刷物デザインは、見た目を整えれば完成、というものではありません。
WEBデザインとは前提が異なり、最初の設定や入稿までの確認など、印刷に関する専門的な知識が必要になります。

カラーモードや塗り足し、文字アウトラインや画像の埋め込みなど、どれも仕上がりに直結する大切な工程です。
印刷後にトラブルが起きないよう、最初の設計段階からしっかり確認しています。
HANAGURUMA design の印刷物制作について
HANAGURUMA design では、印刷物としてのグラフィックデザインを、事業の目的や使われる場面に合わせて制作しています。
対応している主な制作物
- 名刺
- チラシ・フライヤー
- パンフレット
- ショップカード
- サービス資料 など
WEBサイトやロゴとの一貫性を大切にしながら、使われるシーンを思い浮かべて、一つひとつ丁寧に形にしています。

おわりに
五感に働きかけることのできる、印刷物の強み
印刷物は、目で見るだけのデザインではありません。
紙の質感や手触り、ふとした重みや温度感。
五感に触れることで、事業の姿勢や想いが、静かに伝わっていくものだと思っています。
それは時に、「記憶」や「思い出」として心に残るきっかけになることもあります。
そんな大切な場面に寄り添える印刷物を、これからも一つひとつ丁寧に制作していけたら嬉しいです。
余談|私が印刷物と向き合うようになった理由
余談になりますが、私がフリーランスとしてデザイナーを始めて、一番最初にいただいたお仕事は、印刷物の制作でした。
調べても調べても分からないことが多く、専門性の高さに圧倒されながら、自分なりに必死で調べ、学び、形にしていったのを覚えています。
入稿の際には、「本当にこれで大丈夫だろうか」となかなか入稿ボタンを押せなかったり、
印刷が仕上がるまでは不安で落ち着かない気持ちで過ごしていました。
その後も何度となく印刷物の制作を経験してきましたが、入稿から納品までのあの少し(いや、かなり)緊張する感覚は、今でも変わらず感じています。
だからこそ、
印刷物は「慣れ」だけで扱うものではなく、仕上がりまでを見据えて丁寧に向き合う必要があると感じています。


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